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株式会社藤居事務所
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FAX:03-3411-2800

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食に関するコンサルティング
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外食.com

 

外食.COMに連載中の社長のコラムより

外食.COMに連載中の社長のコラムより
 
外食企業の海外展開が加速していく2016年
2016-01-01
 昨年はバンコク・上海・ミラノ。ミヤンマー・ニューヨーク・シンガポールの各都市に出張した。
ミラノ万博では日本館入場客の多くが、カレー・そば・寿司・天ぷら・すき焼きなどを楽しみ。
ニューヨークではラーメン人気が全米に広がっていることを肌で感じた。
 またシンガポール・バンコク・上海ではすでに日本食の過当競争が始まっている。これらはB級グルメを
含む日本食の世界市場における高い可能性を示している。本格的な外食海外展開には味だけでなく、
パートナー選定・現地化のノウハウ・リスク対策など高い経営力と戦略、そしてそれらを担う人材が必要と
される時代が到来している。
 2016年は既存の進出企業も含めて本格的な外食グローバル展開が加速していくものと思われる。
 
 
「おにぎらず」のヒットに見る米飯市場の潜在パワー
2015-12-15
 20年前の漫画、クッキングパパに掲載されていた「おにぎらず」が今年の日経ヒット商品番付で
12位に入った。二年ほど前から話題になって関連する本の販売も好調で,専用の海苔なども開発されている。
 レシピサイトのクックパットでも人気でその種類は何と1500を超えており
おにぎりに代わって定着しそうな勢いを見せている。
 一方、セブンイレブンの「おむすび100円セール」が頻繁になってきているが、この販促費より
販売個数が約二割伸びるそうだ。総額で800億〜1000億円の売り上げになっていると推測される。
「コンビニのおむすび」と「おにぎらず」の好調さを見ると「ごはん」の付加価値をもう一度見直してみる
必要がありそうだ。潜在マーケットは大きい。
 
忘年会シーズン、勝負の決め手はサービス人材
2015-12-01
 12月になりましたが今月は稼ぎ時の忘年会シーズン,外食各社にとっては稼ぎ時です。
売上獲得のために新メニューや割引セットの販売、さらには今や当たり前になった
「おせち」の販売に力が入ります。忘年会のピークは18日の金曜日。
また今年一気に広がった「ちょい飲み」現象は今や当たり前になり「昼飲み・朝飲み」まで
出てきているので、今年の暖冬傾向は外出が苦にならないゆえに「忘年会」セールスの
追い風になるでしょう。
 外食は味の差だけでなく雰囲気・サービスを含めたトータルサービスがお客様を満足させます。
繁栄店舗・成長企業ではしっかりとした「人の教育」を行って、高い売上・利益を上げています。
今年の忘年会セールスの成否は来年への試金石になりそうです。
 
インターネットがもたらす外食のチャンスとは
2015-11-15
 インターネットが世の中で一般に使われ始めたのは1996年頃だろうか。
それから早くも20年が経過した。今や生活に欠かせない様々なインターネットサービス。 
インターネットが小売りや外食にあたえる影響は大きくなるばかりだ。
この先インターネットはどんな便利さを我々にもたらすのだろうか。
現在のインターネットは単なる情報検索の領域を大きく超えてきている。
中でも各種のマッチングサービスは新しいビジネスモデルをいろいろとつくりだしている。
オムニチャンネルの動きも加速してきている。
 次の20年はあと5年で勝負が決まる。
更なる大きな変化の波に乗り遅れず、新しいチャンスをつかみたいものだ。
 
 
首都圏一極集中と外食産業のビジネスチャンス
2015-11-01
 外食産業は今後成長するのかとよく聞かれる。全国ベースで見る市場は伸びていないが
都心部から50~70km圏の首都圏には3700万人もの人口があり規模は世界最大である。
見方を変えると、人口が決め手になる外食産業にとってはこのエリアは巨大市場で
まだまだビジネスチャンスの潜在能力は高いといえる。
 外食産業は人の集まるところで成り立つ商売である。ゆえに首都圏には次々と新業態が生まれ、
新興チェーンでも出店数を伸ばしていけるのだと思う。また都心部での再開発も継続しており 丸の内・
新宿・渋谷もさらに大きく変わっていく。注目の訪日観光客も伸びる一方で、ビジネスチャンスは広がっている。
 知恵とアイデアで新しいニーズに挑戦していく企業にとって市場は大きく広い。
 
ハンバーガーに新たなブームを巻き起こす SHAKE SHACK
2015-10-15
 9月末から10月始めまで久しぶりにニューヨークへ行ってきた。
タイムズスクエアには相変わらず観光客があふれ  デジタル看板が昼間と見間違うばかりの明るさで
あたり一面にまぶしいばかりの光を放っていて やはりニューヨークは世界の中心を思わせる雰囲気だ。
 そして年内にもオープンが予定されているシェイクシャックハンバーガーは、
どの店にも常時行列が出来てていて実際のところ大変驚いた。
 確かにハンバーガーはうまい。大きさも値段も手ごろであり、女性にも食べやすいいサイズは日本でも受けるだろう。
マックは大量生産、大量販売によるシステムで世界ナンバーワンになったが、やはり時代は変わっているのだろう。
 健康・手作り・安全が食の世界での大きなトレンドになりつつある。
 
人手不足に対して外食はどう対応していくか
2015-10-01
  外食の人手不足は今に始まったことではないというが、最近の状況はかなり深刻になっている。
対策としてセントラルキッチンの活用や高齢者・主婦などの積極採用を進めてきたがこれも限界のようだ。
この先どう手を打つべきか抜本対策の構築が喫緊の課題となって来た。
 2016年の経営計画も人不足への対策なしでは達成が難しい困難な状況になることが予想されている。
キーワードは『生産性の向上』であるが外食サービス産業の大きな部分は人が担っている。
そのため現状の改善では限界がある。これからは、業態ごとに付加価値型のサービスや商品を開発して単価を上げるか、
回らない回転ずしのようにITとロボット機能を活用した働く人が少なくて済む、全く違うスタイルの外食サービスを
開発していかなければならないだろう。その戦いはもう始まっている。
 
 
 
 
 
外食の海外進出に欠かせないマーケティング
2015-09-15
  日本の外食産業は相変わらず厳しい競争状況にある。中長期で見ると国内市場の拡大は望めない現在、
海外市場に打って出る作戦は、成長を目指す外食企業にとって欠かせない戦力になりつつある。
しかしながら安易に出店して撤退を余儀なくされている企業も数多くある。
   進出先の経済発展レベル・インフラの整備度合・商習慣・進出形態などなどチェックを要する項目は多い。
しかしリスクを取らずしての成功はない。どの項目もリスクとなる要因を持っているが、
これらのリスクを回避する方法がマーケティングである。
 過去に撤退した企業の敗因は独断の意思決定にあると言える。
今後、海外への進出は増加して行くであろうが『海外でのマーケティング』をぜひ実施してもらいたいものだ。
 
 
 
米国・病院内マクドナルド、契約更新できず
2015-09-01
  今朝アメリカのマックに関するニュースが入ってきた。
公立病院内のマクドナルドがテナント契約の更新を拒否されたというニュースである。理由は
マクドナルドの商品が健康管理に不向きであるということで契約更改が出来なかったのである。 
 世界に36,000店舗を有するマックだがアメリカ国内でも前年比96%と低迷している。
ファストフードの商品(ハンバーガー・フライドポテト・コーラなど)は肥満・心臓病などの病気を
引き起こす原因になっていると長年言われ続けている。
 外食を含む食品業界は健康や商品安全に対する対応を一層強化せざるを得ない状況に追い込まれつつある。
見方を変えると健康志向のファストフードマーケットが広がる可能性が高い。チャンスと見る事が出来る。
 
ライスバーガーの可能性
2015-08-15
  マクドナルドの上期決算が発表になった。
1-6月の売上高はマイナス40%で262億円の赤字である。下期は回復予定というが環境は厳しい。
 マグドナルド1号店が開店したのは1971年7月、それからもう44年が経過した。日本人は海外
ブランドが好きだ。現在でも多種多様な海外ブランドが進出しているが ハンバーガーのような
ビックヒットにはなりえていない。
 ハンバーガーは単純な商品である。パンに挽肉を挟むだけで簡単に出来上がる。立ちながら、
歩きながらでも食べることが出来る。かたやライスバーガーという商品がある。パンがライスパティに
変わるだけである。これだけ広がっているハンバーガー市場だ。パンをコメに切り替えるだけで
同様の市場を創り出せないものだろうか。
 
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