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株式会社藤居事務所
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食に関するコンサルティング
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外食.com

 

外食.COMに連載中の社長のコラムより

外食.COMに連載中の社長のコラムより
 
気温が上がれば売り上げも上がる!?
2016-07-04
 七月になりました。まだ梅雨明け宣言はありませんが今年は猛暑になるとの
予報が出ています。気温が上がると飲食店の売上も上がると言いますが
講堂することが多くなり、汗もたくさんかくので必然的に飲食の回数も増えるのでしょう。
気象庁の予報通りになり 客数・客単価の両方共にそのアップを期待したいものです。
 又、今年から「山の日」が始まり休日が一日増えています。お盆の時期にあたるので
夏休み期間がその分長くなるかもしれません。稼ぎ時の夏に向けて外食各社も様々な
新商品の発売、キャンペーンの展開 を行ってきます。好業績を上げて
より多くのお客様を集めている飲食店には他の店にはない強い個性が光っています。
消費変化のヒントがそこにあります。 今号(7月1日号)にも躍進企業、最新ヒットメニュー
情報があります。ご活用ください。
 
 
相次ぐとんかつ・天ぷら業態への参入
2016-06-16
 ここにきて揚げ物の代表選手である「とんかつ」「てんぷら」業態に
新規参入が相次いでいる。大手チェーンのすかいらーくが「とんから亭」を、
トリドールは「豚屋とん一(いち)」、そしてデニーズは「満点丼」と続いている。
 かたやハンバーガーファストフードは 高価格バーガーで話題を呼んでいるが
ハンバーガー市場は成熟してしまっており成長余力のない市場である。
 反面、揚げ物は家庭調理が難しくファストフードの分野でもまだ「かつや」「天や」
くらいしかない。しかも市場は大きい。外食の各企業がファストフードの新たなる
市場として注目し始めたとみていいだろう。
 鶏のから揚げも含めて早くて、うまくて、低価格の 揚げ物市場の取り合いが
始まろうとしている。外食ファストフードはコンビニ・スーパーに対抗して新たなる
市場を構築できるか しばらく激しい出店競争が続くとみられる。
 
低価格競争は再燃するか
2016-06-02
 消費増税が二年半先送りで決定された。
なかなかデフレから脱却できない現状においては仕方のないことと思われる。
吉野家が330円の豚丼を投入したが直後から客数が大幅に改善している。
スシローは一皿100円を90円にする期間限定のキャンぺーンを開始。
またバーガーキングは高価格ハンバーガーに力を入れてきたが、490円で
ドリンク、ポテトが付くセットを投入した。これらの流れは今後加速するのか、
一部の現象でとどまるのか、先行きははっきりしないが価格競争のみに入ると
市場への信頼はなくなる。
 価格競争に巻き込まれないためには、今までにない独自のメニュー、ユニークな
サービス、クイックサービス、楽しい雰囲気づくりなど外食本来の基本作業を
もう一度点検し、継続させる人づくりが必要な時代になっている。それこそが競争力を
磨くのだと思う。
 
 
 
低価格が付加価値か
2016-05-16
 今朝(5月14日)の新聞情報によると消費増税は先送りになるようだ。
やはり今の時期は増税には無理なのだろう。外食においても低価格か、プレミアム価格か、
二極化の傾向が表れ始めている。
 世界経済はデフレ傾向に進みつつあるとニュースは報じているが、コンビニを始めとする
中食との競争が一段と激しくなる低価格帯の外食ビジネスはそのかじ取りが難しい。
 回復基調を見せているマクドナルドが発売中のクラウンバーガーは確かに良い商品だが
480円で訴求するセット価格は何と950円である。
 如何にお客様の満足度を上げていくのか対策は価格のみならず 品質・サービス・雰囲気
などすべてを総合した形で評価が下される時代になってきている。
 外食と中食の境目が不明確になってきている食の競争では今までにない発想・売り方・
考え方が求められる時代になったようだ。
 
 
料理演出がお客を引き付ける時代
2016-05-02
 今の時代、Face Book やLine等のSNSで、飲食店のメニューが瞬時に共有される時代になっている。
お客様自らが結果として店やメニューの広告をしている状況だ。
 「写真映り」がいいメニューや「演出が面白い」商品がよく取り上げられている。
また最近急に人気が出てきたInstagram(インスタグラム)は文字がなく写真だけのSNSだ。
「見た目がユニークで面白い」等の要素があれば、どんどん写真に撮って投稿してくる。
今回の記事でとりあげた一人しゃぶしゃぶも目の前で肉をスライスする演出が受けている。
 美味しいのは当たり前、いかに美味しさや楽しさを演出するかが勝負どころになってきている。
ゴールデンウイーク期間中は外食の機会も増えるだろう。どんな料理提供方が受けるのか、
どんな接客にお客様は喜ぶのか、など美味しさ以外にも目を向けてみる必要がありそうだ。
 
 
Starbucks Evening
2016-04-15
 4月になり新入社員も入ってどの会社にも一段と活気があふれています。
外食業界も4月5月は通常より新規出店が多く、また稼ぎ時のゴールデンウイークに
向けて何かと忙しい季節でもあります。市場がなかなか伸びない現在、
競争に打ち勝っていくには新商品・新サービスのみならず、
特に新しいビジネスモデルの開発が欠かせません。
 丸の内に開店した《スターバック・スイブニング》を見学してきましたが
そこには新しい消費スタイルがありました。ワインとスイーツをおしゃれに楽しむ
スタイルです。16時半で男女が一組、19時半になると5組すべてが二人もしくは
三人の女性。一人はコーヒー、一人はワインという組み合わせもありました。
そこには居酒屋やバーにはない雰囲気が漂っていました。消費者が求める本質をつかみ
提案する。新しい時代が来ていると思いました。
 
 
エイプリルフール
2016-04-01
 桜が満開となり新年度がスタート、
新人も入社して会社がなぜか活気づく4月1日です。
 サブウェイのホームページを見ていたら「復刻サブ丼を発売」
「4種のお米から一つを選ぶ」等と書いてありました。思わず
「とうとうライス丼のサブウエイを売るのか!」と驚いていたら
エイプリルフールの記事でした。 【騙された!!】
 しかし外食ドットコムは4月1日号でも事実ニュースをお伝えいたします。
意外な組みあわせや新業態が次から次へと生まれてくるのが飲食業態です。
ドラッカー先生が1954年に発表した「顧客創造・需要創造」の重要性は
時間が経過しても変わりません。絶えず変わる消費の動向を如何にキャッチし
ビジネスにつなげるか。最先端の情報を引き続きお届けできるよう新年度の
開始にあたり心新谷しています。
 
 
外食のサービス生産性向上
2016-03-15
 ゼンショーと日本マクドナルドが賃金のベースアップを発表して話題になっているが
人手不足の解消を狙ってとのことだ。
低賃金が人手不足を招いているのは実感として理解できるが国際的に見て
日本のサービス産業の生産性は米国の四分の一というデータがある。 
 販売価格の安さと賃金の低さに原因があるとされている。
長期にわたる外食市場の成長鈍化を克服していくには
コストパホーマンスの高い業態・商品が必要な時代になっているのだ。
 今の時代 どこのレストランのサービスも良く、商品もそれなりに美味しい。
コモデティ化しているのだ。 うまい・安い・記憶に残るレストラン本来の価値を創ることが
今真剣求められている。
高いけれどもいいサービス・いい商品で高い顧客満足を確保していく対策が
求められている。
 そして時代は若い世代・ミレニアム世代が引っ張る。
 
 
春に期待される外食の消費アップ
2016-03-01
 3月になった。
波乱の株式相場が続いた2月も終わりようやく落ち着いてきた。
気温の上昇と共に人々の消費も活発になることが期待される。
また、例年春先は外食の新規オープンが相次ぐ。今年は3月4日に
ハンバーガーのカールスジュニアが秋葉原に開店、4月15日には
新宿にブルーボトルコーヒーが開店する。 そのほか東京ディズニー
リゾート内の商業施設「イクスペアリ」にマックスブレナー・チョコ
レートバーパイフェイスなどの出店があり話題が続く。
 居酒屋では歓送迎会・花見宴会のチャンスが広がる。また今年の
ゴールデンウィークは最長で8連休となる。インバウンド観光客を
見かけるのは今や当たり前の光景になりつつある。特に都心部での
飲食需要は大きいものがある。需要は作りだすものというがチャンス
を早くとらえて売り上げの増大を図りたいものだ。
 
 
 
まだまだ改善の余地がある外食のインバウンド対策
2016-02-15
 去年あたりからホテルの部屋が足りない、予約が取れない、という話を
よく聞くようになった。今ホテル業界は稼働率が上昇し90%以上は当たり前で
客室単価も高い。結果として独鈷のホテル会社茂業績は好調である。
 これはインバウンド効果の結果である。さすれば一般飲食店の売り上げも
好調であるべきだが明確な数字になってそれは表れていない。
 外食の側にまだやるべき課題がたくさんありそうだ。
日本への旅行者は和食を食べたいというが本当にそれだけでいいのだろうか?
訪日客が求めているのは飲食店の雰囲気やサービスを含めた、トータルの
異国新体験ではないのか。英語のメニューを用意し会話の練習をすることは
ほどほどにして思い出の体験づくりに知恵を絞ることが大事だと思われる。
 
 
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